松田龍平さんの中国語力は?
松田龍平さんはNHKのドラマ10の枠で放送されるドラマ「東京サラダボウル」で主人公の1人・有木野了として出演します。
松田龍平さん扮する有木野了は警視庁教養課通訳センターに所属する警察通訳人で、中国語を専門とします。それだけに「東京サラダボウル」では松田龍平さんのセリフとして話す中国語に注目が集まります。
中国語であいさつをする松田龍平さん
第2回海南島国際映画祭では映画『影裏』で最優秀男優賞を受賞した松田龍平さんは中国語で挨拶をされています。ただし動画に残っているのは「大家好(みなさんこんにちは)」・「謝謝(ありがとうございます)」だけで、他の中国語を話したどうかは分かりません。
残りは日本語を話されていますので、この2語だけで松田龍平さんの中国語能力を推測することはできません。
有木野了の中国語力は?
「東京サラダボウル」に登場する有木野了(アリキーノ)は、父親の仕事の都合で生まれてから15才の時まで、中国の大連で育った帰国子女という設定です。
有木野了の中国語レベルはネイティブ並み
そのためネイティブレベルで中国語(普通話)に堪能で、しかも日本で中国人が経営するバーに通って、口語やスラングなども熱心に勉強するというレベルです。
また警察通訳人としての有木野了は、外国人の取調べにおいて、逐次通訳が要求されます。逐次通訳とは取調べ対象者の言い淀みや言い間違いなども、一字一句間違いなく訳すことが要求されます。逐次通訳は同時通訳と異なり、意訳をして文章の順番も違えてはいけません。
それだけに中国語の文法は言うに及ばず、一般的な語彙やスラングなども覚えるべきことは、「なんとなく中国語がわかる」・「それなりに中国語が話せる」と言う人に比べて格段に多くなります。
松田龍平さんの中国語セリフが見どころの1つ
言い換えると「東京サラダボウル」の中国語セリフで、松田龍平さんに要求される中国語レベルは、中国に住む中国人並みに高くなると考えられます。
仮に松田龍平さんがある程度中国語が話せたとしても、「東京サラダボウル」の有木野了を演じるためにはそこから上のレベルの中国語を学習する必要があるかもしれません。
「東京サラダボウル」では松田龍平さんが話す中国語セリフも見どころの1つと言えるでしょう。
東京サラダボウル —国際捜査事件簿— の原作漫画
黒丸さん原作の「東京サラダボウル —国際捜査事件簿—」は、パルシィコミックスから1巻から5巻まで販売されています。
コミックスの中では、有木野了が警察の取調べ担当の刑事と中国人被疑者との間に立って中国語を話す様子が、ふんだんに描写されています。
松田龍平さんが「東京サラダボウル」でどんな中国語を話すか気になる方は、ぜひ購入して読んでみましょう。