レタス頭 鴻田麻里の英語力とは
NHKのドラマ「東京サラダボウル」で奈緒さん扮する「レタス頭」・「緑髪」がトレードマークの鴻田麻里は、警視庁東新宿署でコクサイ(国際捜査係)の刑事をしているせいか日常会話程度の英語は話せるという設定です。
鴻田麻里の英語セリフ
Are you OK?
Is something bothering you?
(大丈夫?何か困っている?)
Can you speak Japanese? or English?
このセリフは原作漫画の「東京サラダボウル —国際捜査事件簿—」の1巻で、困っている様子の中国人・沈一諾(許莉廷)を見かけて話しかけた時のセリフです。
鴻田麻里と沈一諾は英語で会話
ちなみに鴻田麻里は、沈一諾のトラブルを解決することで仲良くなり飲み友達になります。沈一諾は日本語があまり上手ではないため、2人だけで会話するときは英語で話します。
Sure, tomorrow night is fine for me.
(うん 明日の夜なら大丈夫)
No problem.
(全然行けるよ)
こちらのセリフは、「東京サラダボウル —国際捜査事件簿—」の2巻で沈一諾と飲みに行く約束をスマホでしていたときのセリフです。
鴻田麻里の語学力は?
「東京サラダボウル」は、「アリキーノ」こと有木野了(松田龍平)をはじめとする警察通訳人の刑事ドラマです。警察通訳人とは取り調べや捜査に特定の言語において一言一句間違いなく正確に翻訳できる、いわば「プロの通訳人」です。
例えば鴻田麻里の相棒となる有木野了は中国語通訳が専門の警察職員で、現場の警察官たちからすると「中国語の先生」というレベルです。
しかし鴻田麻里の英語力は、英語を専門とする警察通訳人が持つ語学力には遠く及ばず、裁判の証拠となる取り調べで話すことができるレベルの英語力ではありません。
奈緒さんの英語力は?英語話せるの?
では鴻田麻里を演じる奈緒さんの英語力はどうでしょうか?
奈緒さんが所属する芸能事務所やNHK人物録では、プロフィールが紹介されています。しかし奈緒さんが「英会話学習が趣味」「アメリカやイギリスなど英語が公用語の国に長年住んでいた」といったような経歴は見当たりません。
奈緒さんの英語セリフには演技指導が
原作漫画の「東京サラダボウル —国際捜査事件簿—」を読んでいる限り、鴻田麻里のセリフは、有木野了の中国語や今井もみじ(武田玲奈)のベトナム語と違って、猛勉強をしないと話すことは無理というレベルではありません。
仮に奈緒さんが中学や高校で英語を勉強した以外に英語の学習経験がなかったとしても、「東京サラダボウル」の台本をもらってから発音練習をし、ドラマのセリフとして十分使えるようになるでしょう。
しかしNHKのドラマ制作は細部まで非常にこだわります。おそらくドラマのために英語指導の先生がつき、奈緒さん扮する鴻田麻里の英語セリフは細かくチェックされることになるでしょう。
東京サラダボウル —国際捜査事件簿— の原作漫画
黒丸さん原作の「東京サラダボウル —国際捜査事件簿—」は、パルシィコミックスから1巻から5巻まで販売されています。
コミックスの3巻の中では鴻田麻里が、バーでアメリカ人にプロポーズをされる様子も描かれています。奈緒さんが「東京サラダボウル」でどんな英語を話すか気になる方は、ぜひ購入して読んでみましょう。