TRUE COLORS(トゥルー カラーズ) ドラマのキャストとあらすじ
NHKで2025年1月からNHKBS/BSプレミアム4Kで放送が始まるプレミアムドラマ「TRUE COLORS(トゥルー カラーズ)」に出演するキャストは以下の通りです。
TRUE COLORS(トゥルー カラーズ) キャスト リスト
- 立花海咲(倉科カナ)(主人公)
- 松浦晶太郎(毎熊克哉)
- 辻村太一郎(渡辺謙)
- 巻上伸哉(滝藤賢一)
- 紀田順子(名取裕子)
- 藤島一平(森永悠希)
- 朝倉医師(要潤)
- 立花勝男(北村一輝)
- 辻村しのぶ(賀来千香子)
- 辻村七瀬(穂志もえか)
- 松浦百合(宮崎美子)
- 松浦茂雄(中原丈雄)
- 竹崎淳弥(玉置玲央)
- 加藤美徳(加藤雅也)
- 加藤フランチェスカ(シルビア・グラブ)
- 黒沢涼子(伊藤歩)
- 海難審判の理事官(髙嶋政宏)
TRUE COLORS(トゥルー カラーズ) あらすじ
高校卒業後に天草から上京し、今はファッションフォト業界のトップフォトグラファーとして活躍している立花海咲(倉科カナ)。イタリアのトップデザイナーからも厚い信頼を得て、その地位を確固たるものにしようとしていた。しかし、海咲にはこのところ少し気になることがあった。それは、視力の低下。もともと軽度な色弱の自覚のあった海咲は、かかりつけの眼科の勧めで大学病院で精密検査を受けるが、そこで思いもよらない疾患を告げられる。カメラマンとして致命傷となりかねない状況に直面して困憊(こんぱい)する海咲の元に、上京以来一度も会っていない妹から会いたいという便りが届く。仕事を休むことになった海咲は、18年ぶりに故郷・天草の港に降り立つ。しかし、そこで海咲は、嫌悪感を抱き続けてきた継父・多一郎(渡辺謙)に遭遇し、過去の苦い記憶が蘇る。二度と戻るまいと決めていた故郷と会いたくないと思っていた男との遭遇に、ますます気持ちの沈んでいく海咲だったが、高校時代の親友・晶太郎(毎熊克哉)との再会をきっかけに折れかけていた気持ちに光が差し始めていく…。
TRUE COLORS(トゥルー カラーズ) 相関図と各登場人物
TRUE COLORS(トゥルー カラーズ)の原作小説「わたしだけのアイリス」に基づく、登場人物の相関図や主なキャラクター設定は以下の通りです。
TRUE COLORS(トゥルー カラーズ) 相関図
立花海咲(倉科カナ)(主人公)
ファッション業界のフラッグシップ誌「コンテンポラリー」の専属フォトグラファー(カメラマン)。「色彩のディーバ(女神)」と言われ、特に緑色にこだわりがある。
売れっ子のカメラマンであったが、人間ドックのついでに受けた眼科検診で「錐体ジストロフィー」という色覚異常(色神・色弱)の診断を受ける。そのことをきっかけとして「コンテンポラリー」誌の専属カメラマンの契約を解除されてしまう。
松浦晶太郎(毎熊克哉)
立花美咲の幼なじみ。天草では幼稚園から高校までずっと一緒だった同級生。東京の芸大を目指していたが、父親の松浦茂雄が漁で左腕を失ったことで、高校卒業後に自分が漁師となって一家を支える。しかし画家になることは諦めず、漁師小屋を改装したアトリエを使って一人で絵の研鑽を積んでいる。
辻村多一郎(渡辺謙)
かつて立花海咲の父親・立花勝男が操船していた漁船「蒼海丸」が衝突した、シンガポール船籍の貨物船・ベルハラプ丸で、雇われの航海長をしていた。海難事故後に立花海咲の母・しのぶと結婚し、妹・七瀬を娘として引っ取った。しかし海咲は辻村多一郎を父として認めていない。
現在は熊本の三角と天草下島の本渡を結ぶ航路でフェリー船の船長をしている。
巻上伸哉(滝藤賢一)
ファッション業界のフラッグシップ誌「コンテンポラリー」の編集長。仕事のできる編集長で、海咲を公私に渡ってサポートし、専属カメラマンの地位にまで引き上げる。しかし立花海咲が色覚異常であることを知ると、非情にも専属契約を打ち切ってしまう。
紀田順子(名取裕子)
メイクアップアーティスト。原作「わたしだけのアイリス」には登場しないドラマオリジナルキャラクター。
木嶋作太郎(石橋蓮司)
立花海咲の写真の師匠で「ポートレートの達人」とも言われている。立花海咲は東京の写真専門学校を卒業したあと、木嶋作太郎の3年間弟子として働いていた。海咲のことを「海(うみ)ちゃん」と呼ぶ。
藤島一平(森永悠希)
立花美咲のカメラマン助手。立花美咲は専属契約を打ち切られることに素直に応じる代わりに、藤島一平の再就職先を巻上伸哉にお願いする。
朝倉医師(要潤)
立花海咲が進行性の「錐体ジストロフィー」であるという診断を下した眼科医。立花海咲の職業がカメラマンであることを承知した上で、専門的に病気の説明をし、赤色と緑色の認識が低下する「代償能力」を身につけるよう勧める。
立花勝男(北村一輝)
立花海咲の実父。漁船「蒼海丸」の船長。立花海咲が15才になった年、漁に出た帰りに羊角湾で貨物船「ベルハラプ丸」と衝突してしまう。そのとき立花勝男は海に投げ出され行方不明となり、遺体は上がることはなかった。
勝男が行方不明のまま行われた海難審判は、「蒼海丸」に七、「ベルハラプ丸」に三の過失があるとされ、事故後に巨額の損害賠償請求が残った。
辻村しのぶ(賀来千香子)
立花海咲の実母。立花勝男・辻村太一郎の妻。立花勝男が行方不明になったあと、「蒼海丸」と「ベルハラプ丸」の海難事故後に審判に立ち合う。
船会社からの賠償請求を一人で返済しようとするも過労と心労で倒れてしまう。1800万円の残債は辻村多一郎に肩代わりしてもらう。
辻村七瀬(穂志もえか)
立花海咲の6才年下の妹で小学校の養護教諭をしている。立花海咲に「自分は福原清太郎という市の福祉課に勤める青年と結婚するから、一度天草に帰ってきてほしい」という手紙を出す。
松浦百合(宮崎美子)
松浦晶太郎の母。崎津の集落に住んでいて、かつて同じ集落に住んでいた立花海咲を自分の娘同然に可愛がっている。
松浦茂雄(中原丈雄)
松浦晶太郎の父。「蒼海丸」と「ベルハラプ丸」の海難事故の様子を知る人物。事故の日、自分の漁船のエンジンが故障し、立花勝男の「蒼海丸」に曳航してもらっていた。「蒼海丸」と「ベルハラプ丸」が衝突したときに、自身も事故に巻き込まれ、左腕を失った。
竹崎淳弥(玉置玲央)
かつて天草西高校バスケットボール部主将で、田舎の弱小チームを県大会優勝まで導いたこともあり、「天草のマイケル・ジョーダン」とも言われていた。「武者がよか(かっこいい)」と感じた立花海咲と、高校時代の2年間交際していた。
現在は、天草市の牛深で「NPO法人天草クリーン・コースト」という団体を経営している。
加藤美徳(加藤雅也)
立花海咲と松浦晶太郎が天草西高校に通っていた時の恩師で美術部の顧問。下の名前の「美徳」は本来「よしのり」と読むが、生徒たちからは「ビトク先生」と呼ばれ慕われている。
若いときはイタリアの美術学校に通い、宗教画の修復技術を学んでいた。
加藤フランチェスカ(シルビア・グラブ)
加藤美徳の妻。若いときにイタリアの美術学校に通う加藤美徳と知り合う。イタリアではプロポーズをしてくれなかった加藤美徳を追いかけて日本にやってきたという過去を持つ。
黒沢涼子(伊藤歩)
晶太郎を支援する福岡の画商。原作「わたしだけのアイリス」には名前だけが登場する。
海難審判の理事官(髙嶋政宏)
勝男の海難事故の真相を知る。原作「わたしだけのアイリス」には登場しないドラマオリジナルキャラクター。