東京サラダボウル キャストとあらすじ
NHKで2025年1月7日火曜日から放送が始まるドラマ10「東京サラダボウル」に出演するキャストは以下の通りです。
東京サラダボウル キャスト リスト
- 奈緒
- 松田龍平
- 中村蒼
- 武田玲奈
- 中川大輔
- 絃瀬聡一
- ノムラフッソ
- 関口メンディー
- 朝井大智
- 阿部進之介
- 平原テツ
- イモトアヤコ
- 皆川猿時
- 三上博史)
- 張翰
- 許莉廷
- 喬湲媛
- Nguyen Truong Khang/ぐえん ちゅおん かん
東京サラダボウル あらすじ
警視庁の中国語通訳人・有木野了は、容疑者聴取を終えた昼下がり、新宿のど真ん中で“サソリ”を食らうミドリ髪の女性を目にする。その風変わりな女性、実は国際捜査の警察官・鴻田麻里だった。外国人も日本人も関係なく、ぐいぐい人への興味を示す鴻田に対し、できるだけ他人と距離を置きたい有木野は、とても異なる者同士。だが、失踪した観光客の捜索から、国をまたいだ密輸ビジネスに至るまでさまざまな案件の捜査の合間、各国の食をともに食べるうちに、“胃”の合う絶妙コンビに変化していく。ある時ふたりは、オーバーステイになった在日外国人を狙う「ボランティア」なる組織と対峙(たいじ)する事に。それによって“パンドラの箱”は開き、鴻田は有木野が過去に抱えていた衝撃の悲しい出来事を知り始めていく・・・。
東京サラダボウル 相関図と各登場人物
「東京サラダボウル」の登場人物たちと相関図は以下の通りです。
東京サラダボウルの相関図
鴻田麻里(こうだまり) 奈緒
警視庁東新宿署・国際捜査係の警察官で巡査部長。日本人も外国人も隔たりなく、助けを求める人に積極的に手を差し伸べていくため、署内では「コクサイ(国際捜査)のこぼれカス」担当になっている。緑色の髪をしていることから、警察関係者からよく「ミドリ」や「ミドリ頭」とも呼ばれている。
世界各国の料理を食べながら、色々な人とコミュニケーションを図り、凄いエネルギーで周囲を動かしていく。日常会話程度の英語なら話すことはできるが、中国語は全く話せない。
有木野了(ありきのりょう) 松田龍平
警視庁・通訳センターの中国語通訳人。自分の感情を入れず、参考人や被疑者と警察官を正確な逐語訳でつなぐことに徹する。
過去の悲しい出来事によって警察官を辞め他人と距離を置いて生きてきたが、鴻田との出会いを機に過去に向き合うようになる。
ほとんどの警察関係者からは「有木野」や「有木野さん」と呼ばれているが、鴻田からは「アリキーノ」とスペイン語風のあだ名で呼ばれる。
織田覚(おださとる) 中村蒼
元は不良少年だったが、ある出会いをきっかけに警察官になる。ところが国際捜査の場で相棒を組んだ阿川刑事の外国人への“誤訳”を目の当たりにし、苦悩。やがて命を絶つ。陽気な織田は、孤独な有木野の心を癒す最愛の人だった。
警察学校では織田と有木野は同期で、卒業配属先も同じで代々木西警察署の地域課。
今井もみじ(いまいもみじ) 武田玲奈
警視庁・通訳センターに所属するベトナム語の通訳人。ベトナムが大好きで、日越の架け橋になりたいと通訳人になった。だが、特定技能のベトナム人を取り巻く厳しい現実を目にし、通訳人の果たし得る役割に葛藤する。
杓野玲央(しゃくのれお) 中川大輔
東新宿警察署・国際捜査係の巡査部長。昇進意欲が旺盛で、本庁・捜査一課の刑事になることを夢見ている。歳の近い後輩の鴻田に手厳しいが、どこか憎めないキャラクター。有木野の過去に興味を持ち、ある非違事案に関わっていたことを知る。
鴻田からは「シャックノー先輩」と呼ばれ、フィリピンの公用語であるタガログ語が堪能。
「ボランティア」 絃瀬聡一
鴻田と有木野が逮捕を目指す、人身売買ビジネスを手掛ける組織の一味。鴻田が取り調べを行う外国人たちの中には、彼を通称「ボランティア」と呼ぶ者も。時に日本語、時に中国語など外国語を口にする、謎めいた存在。
広田カナ(ひろたかな) ノムラフッソ
東新宿署・国際捜査係の新人警察官。外国人でも日本人でもボーダレスに接することができる鴻田を先輩として尊敬している。まだまだ新人ながら、チームでの捜査で機転を利かせる一面も。
黒須雄介(くろすゆうすけ) 関口メンディー
警視庁・通訳センターに所属する英語通訳人。警察で最もニーズの高い英語通訳。バリバリ働く“できる男”だが、同僚・今井もみじに一直線に恋する一面も。感情が読みづらい有木野を警戒しているが、次第に関係性にも変化が…。
原作の「東京サラダボウル-国際事件簿-」には登場しないオリジナルキャラクター。
張柏傑(ちょう ばいじぇ) 朝井大智
鴻田と有木野が通うバーのマスター。織田覚と幼少期からの幼なじみで、元不良。在日中国人の両親のもとで育った。不良たちのたむろする界わいも知りつつ、在日中国人社会を支える弁護士にも通じる顔の広さを持つ。
原作の「東京サラダボウル-国際事件簿-」では、張柏傑ではなく、王柏傑と言う名前。
八柳隆太(やなぎ りゅうた) 阿部進之介
警視庁・捜査一課の最前線で活躍する刑事。いつも鋭い眼光で鴻田や東新宿署の面々に接するが、情熱と優しさを秘めている。駆け出しの頃、有木野と織田の面倒を見ていたが、誤訳事件の悲しい顛末(てんまつ)を、今も傷として抱えている。
東新宿署で立ち上がる「帳場(捜査本部)」によく出入りし、鴻田からは「バッジさん」や「ピカピカバッジさん」と呼ばれている。
太良尾保(たらお たもつ) 平原テツ
東新宿署・国際捜査係で鴻田を厳しく教育する。元マル暴ゆえのパンチの効いた見た目と大き目な声量とは裏腹に、飯山や後輩たちと活気あるチームを作りあげている立役者。かつて相棒の命を失ったため、仲間の命は何よりも大事。
原作の「東京サラダボウル-国際事件簿-」では、東新宿署組織犯罪対策課課長と言う設定。
清宮百合(きよみや ゆり) イモトアヤコ
警視庁・通訳センターのシンハラ語通訳人かつチームの統括。有木野と同世代で、様々な立場の被疑者・参考人への聴取に慣れている。通訳人の意義を思い悩む今井に寄り添い、人と距離がある有木野へ深い理解を示す頼れる存在。
原作の「東京サラダボウル-国際事件簿-」では、スリランカの公用語であるシンハラ語通訳人ではなく、パキスタンの公用語であるウルドゥー語通訳人と言う設定。
飯山修(いいやま おさむ) 皆川猿時
東新宿署・国際捜査係の統括係長。当初は鴻田を「あのレタス頭」と呼んで彼女の行動を心配するが、次第に鴻田のフットワークや洞察力に才能を見出し、昇進へ導いていく。難しい四字熟語や独特の言い回しが好きで、通訳泣かせ。
阿川博也(あがわ ひろや) 三上博史
中国語を駆使する非常に優秀なベテラン刑事だったが、外国人コミュニティに深入りしすぎて過ちを犯す。かつて外国人の聴取で意図的に誤訳を行い、織田を巻き込む事件に発展。一時干されていたが鴻田の相棒として復帰する。
「東京サラダボウル」のドラマで最もキーを握る人物。
王建斌(わん じぇんびん) 張翰(ちゃん はん)
ドラマの序盤に描かれる未成年略取誘拐事件のエピソードで登場。とある理由で中国から来日。10年間、懸命に働くうちにオーバーステイになってしまった男性。自分の罪がさらされるのと引き換えに一人の赤ちゃんを救おうとする。
王が関わる事件から「ボランティア」の存在が知られるようになる。
沈一諾(しぇん いーうぉ) 許莉廷(しゅー りーてぃん)
第1話から登場。SNSで知り合った友人・キャンディーの失踪を機に鴻田、有木野と出会う中国からの留学生。時折食事をしながら鴻田に日本語を教わり上達していく。有木野に憧れ、通訳という仕事に興味を抱くように。英語を少し話すことができる。
キャンディー 喬湲媛(ちゃお いうぇんいうぇん)
第1話に登場の、物語の“謎”となる女性。アニメが好きで、中国の地方から夢の初来日を果たし、友人になったシェンと観光を楽しむ。ところがある夜、突然彼女の消息がつかめなくなってしまい、鴻田と有木野が行方を追いかけるー。
ティエン Nguyen Truong Khang(ぐえん ちゅおん かん)
第5話に登場。特定技能の資格を持って介護施設で働く男性。明るい性格ゆえに入居者にも愛されるが、ある日窃盗の疑いをかけられる。取り調べが進むうち、ティエンが経験していた日本人スタッフとの人間関係が浮き彫りになっていく。
東京サラダボウル —国際捜査事件簿— の原作漫画
黒丸さんが原作で、鴻田麻里(奈緒)と、「アリキーノ」こと警察通訳人の有木野了(松田龍平)を主人公とする「東京サラダボウル 」のコミックスは1巻から5巻(完結)まで販売されています。
2人は完結までにどのように最高の「バディ(相棒)」となるのでしょうか?