白井葵(蓮佛美沙子さん)とフランス語
蓮佛美沙子さんはNHKの夜ドラとして放送されるドラマ「バニラな毎日」で主人公の1人・白井葵として出演します。白井葵は大阪の洋菓子店「パティスリー・ブランシュ(Pâtisserie Blanche)」の経営者兼製菓職人です。
原作小説の1つである「バニラなバカンス」では、蓮佛美沙子さん扮する白井葵は製菓職人として数年間フランスに滞在したことがあり、ゆっくりと話す分については、フランス語会話ができるという設定になっています。
パティスリー・ブランシュ(Pâtisserie Blanche)とは?意味は?
なお洋菓子店「パティスリー・ブランシュ(Pâtisserie Blanche)」として店名で使われているフランス語の名前は、日本語に翻訳すると「白いお菓子店」や「白い洋菓子店」と言う意味になります。
「Blanche(ブランシュ)」が示す「白」は、純白のイメージや清潔感、エレガンスを表していることが多く、お店やブランドの名前として使うと、上品で洗練された印象を与えます。
バニラな毎日でのフランス語会話
ドラマ「バニラな毎日」でフランス語が登場するとすれば、物語の後半でしょう。ドラマ「バニラな毎日」の原作の1つである「バニラなバカンス」では佐渡谷真奈美(永作博美)の恋人として、フランス人のヴィクトーが白井葵の前に現れるというシーンがあります。
「バニラなバカンス」(「バニラな毎日」の原作)でのフランス語会話
「パモア!」
「違う?わけないでしょ!ヴィクトーでしょっ!」
私がショーケースから乗り出して騒ぐと、
「そうだけど、違う!まだ名乗れない、なぜなら〇×△ー」
彼はフランス語で早口にまくしたてた。さすがに製菓修業で数年フランスにいただけの私には聞き取れず、
「ちょっと、ゆっくり話して!佐渡谷さん、マナミさんには?会ったの?」
とフランス語で言うと、彼は絵に描いたように肩を落として、大きくため息をついた。そしてわかりやすい言葉を選ぶように、ゆっくりと語った。賀十つばさ「バニラなバカンス」幻冬舎文庫 184ページ より
蓮佛美沙子さんのフランス語力
「バニラなバカンス」では、白井葵がヴィクトーと初対面のシーン以降も、2人はたびたびフランス語会話を行います。
ドラマ「バニラな毎日」が原作と設定を変えないとすれば、視聴者は白井葵役の蓮佛美沙子さんがフランス語がどれぐらいできるのか気になるところでしょう。
蓮佛美沙子さんのプロフィールとフランス語能力
ですが蓮佛美沙子さんのプロフィールに関わるWebサイトによると、蓮佛美沙子がフランスで住んでいたとか、フランス語学習が趣味あるなど、フランス語の心得があるかどうかについては触れられていません。
もしNHKのドラマ「バニラな毎日」が原作の「バニラなバカンス」に忠実であろうとするならば、ドラマの役作りのために蓮佛美沙子さんはフランス語を学習することになるでしょう。
ドラマ「バニラな毎日」では蓮佛美沙子さんのセリフにフランス語があるかどうか注目したいところです。
NHK夜ドラ「バニラな毎日」 原作本 「バニラな毎日」「バニラなバカンス」
NHKの夜ドラ「バニラな毎日」は、賀十つばささんの小説「バニラな毎日」と「バニラなバカンス」が原作となっています。
「バニラな毎日」が2021年に先に出版され、「バニラなバカンス」が2023年に「バニラな毎日」の続編として出版されました。